うつ病など精神疾患が増えている

精神疾患を発症される方が増えています

社会保険労務士事務所を開業して6年以上となりますが、うつ病、適応障害、統合失調症、自律神経失調症などの精神疾患を発症された方からのご相談が年々増えている印象があります。

厚生労働省の調査でも精神疾患により医療機関にかかっている患者数が増加しているというデータがあります。

ご相談で詳しくお話を伺うと、会社内で嫌がらせを受けたとか暴言を吐かれたとか人間関係が原因で精神疾患を発症される方が一番多いように思います。その次に多いのが長時間労働など仕事が激務で発症される方です。両方が原因になっている方も多いです。

傷病手当金の制度をどこで知ったか

学校で傷病手当金の制度を教えていないこともあって、病気やケガをして初めて傷病手当金の制度を知ったという方がほとんどです。どうやって制度を知ったかは、「会社の人に教えてもらった」「医者が教えてくれた」「ネットで知った」などです。

何らかの方法で制度の存在を知った方はいいのですが、知らないまま会社を辞める方もかなりいると思います。

傷病手当金の制度を知らないと無理して働いて症状を悪化させたり、生活に困ってそれがさらにストレスとなることがあります。

ストレスの原因を取り除くことが大事

会社内で強いストレスの原因があっても、簡単に会社を休んだり、辞めたりすることはできないと考える方が多く、それが症状の悪化につながります。うつ病などの精神疾患を発症される方は真面目で、それまで遅刻も欠勤も一回もなく、有給休暇も一日もとったことがないという方もいます。

しかし、病気が悪化すれば治療も長引くことになるので、どこか調子がおかしいと思ったときはすぐに病院へ行ったほうが良いでしょう。本人はなかなか気づかないこともあるので、周囲の人が助言してあげるのもいいと思います。

そして、医師が療養が必要と判断したのであれば、無理をせず会社を休んだほうが良いでしょう。

一人で抱え込まずに周囲に相談する

強いストレスがあると感じた場合は、一人で悩みを抱え込まずに周囲の人に相談したほうが良いです。

家族、友人、信頼のおける同僚、上司などに相談すればきっと力になってくれます。

もし、ストレスの原因が社内での嫌がらせやパワハラならば、社内の相談窓口に相談するのも一つの方法です。ただ、社内にそういう窓口がないところも多いですし、もしあっても相談しにくいのであれば、法律家や公的機関に相談してみましょう。